初心者の方でも手軽に楽しめて、人気のある穴釣り。
そのときに使用する仕掛け「ブラクリ」ですが、テトラポットの間に落として魚を狙うので、無くす確率が非常に高いのが難点なんです。
ちょっと狭い隙間を狙おうものなら・・・・・皆さんどうなるか想像がつきますよね。
なので、今回は市販のブラクリ仕掛けを買うよりも「自作したほうがコスパ最強じゃない!!」ということで、ブラクリの自作の方法について解説していきます。
準備するもの
オモリ
オモリですが、5号を基準に選びましょう。
釣り場の状況や、よく使用する場所で、軽いものがいい場合は3号、深い場所でもっと重い方が良いという方は6〜7号を準備してください。
針
ブラクリで使用する針ですが、丸セイゴの13〜15号を準備しましょう。
この針の特徴ですが、針先が狭く根がかりしにくいことからブラクリで使用するのに適している針です。
ライン
針を結ぶためのラインですが、今回は根本糸を使用しています。
他にも撚り糸や、PE ラインの3〜4号など、ある程度強度があるラインなら代用可能なので手元にある方は準備しなくてもいいかもしれません。
発光玉
発光玉にもサイズがあり、2〜3号を準備しましょう。
暗いテトラポットの中で発光するので、集魚効果があるだけでなく、オモリからラインの結び目を保護する役目もあります。
必要な工具類
ペンチ
ペンチですが、仕掛けを結ぶ際に、ラインが太いのでより強く締め込むために使います。
この締め込みが甘いと、せっかく魚をかけたのに針がすっぽ抜けてしまうので必須アイテムです!
もしペンチがない場合には、ラインをつかむことができればいいので、手持ちのプライヤーなどでも大丈夫です。
爪楊枝、接着剤
オモリを最後に固定するときに使用します。
ですが、「いやいやオモリを固定しなくてもいいよ」という方は特別準備しなくてもいいかもしれません。
仕掛けの作り方
針に糸を結ぶ
まずは準備した針に、ラインを結んでいきます。
結び方ですが内掛け結び、外掛け結びどちらでもやりやすい方で問題ないです。
ラインの長さを決めてコブを作る
次に、準備したオモリの大きさに合わせてラインをカットして、片結びをします。
こうすることでオモリが針の方までズレるのを防止することが出来ます。
発光玉をラインに通す
片結びをすることで輪っか状になるので、そこに発光玉を通します。
ラインが少し太いので発光玉が通りにくい場合は、細いラインを糸通し代わりに使うことで簡単に発光玉をつけることが出来ます。
オモリを通して固定する
最後にオモリを通して、用意した爪楊枝に接着剤をつけて、写真の様に先を折り固定して完成です。
釣り場の状況でオモリを変えたいという方は、固定しなくても釣りの最中にオモリが外れることはないので問題ありません。
市販品VS自作品の価格比較!
ということで、実際に自作したものと市販品の1個あたりの価格を比較していきます!
市販品
今回は釣具屋さんで、比較的安価なブラクリ仕掛けを購入しました。
地域やお店などで価格差はあると思いますが、こちらの商品ですと1個あたりの価格が90円でした。
自作品
では、先程自作したブラクリの価格ですが1個あたり43円!
ちなみに各材料の1個あたりの価格は以下のようになっています。
・針(349円:43本)=1本:8.1円
・オモリ(102円:4個)=1個:25.5円
・発光玉(176円:25個)=1個:7円
・ライン(294円:12m)=1本12cm:2.94円
材料費:921円 1個あたり:約43円
最初の材料費がトータルで1000円近くしてしまいますが、その後は大量生産することが出来るので結果的にコスパが良くなります。
ちょっと前にブラクリを自作したくなって、材料を揃えていましたが、それっぽいモノが完成しました。
— Angler.Waki (@AnglerWaki) June 15, 2020
作ったけど、いつ使おうか。。。 pic.twitter.com/0yJbZlhtqX
ちなみに材料の中で、オモリが一番コストが掛かるので、1kgのまとめ売りなどを購入しておくと更に安く自作することが出来ます。
まとめ
今回はブラクリの自作の方法を解説しました。
釣りをしているとブラクリは無くしてしまう事が多いので、毎回購入していたら結構な額になってしまいますよね。
作る時間も1個あたり5分もかからないので、釣りに行く前に5〜6個作っても30分もかかりません。
自分で仕掛けが自作できるようになれば1個あたりのコストをかなり抑えられます。
今回使用した針、ラインなどは市販の仕掛けに近いものを準備していますが、手持ちの余った針やラインでも自作できますのでぜひ皆さんも挑戦してみてください!!