様々な釣りで必ず使用すると言っても過言ではないオモリ。
しかし、釣りのオモリは種類が多いだけではなく、重さの単位が「1号」や「1オンス」など普段聞き慣れない単位で「いったい何グラムなんじゃい!」と思われる方も多いと思います。
このオモリの単位を理解していないと、間違って重すぎるオモリを買ってしまったり、逆に軽すぎて使えなかったりなど無駄な出費になってしまうことも・・・・
なので今回は釣りのオモリの単位はなぜ「号」、「オンス」が使われるのかについての解説だけでなく「号」、「オンス」をわかりやすくグラムに換算した表も作成したので、「1号って何グラムだっけ?」など忘れてしまいそうな方はブックマーク必須です!
オモリの単位「号」とは?
釣りで使用するオモリの単位がなぜ「号」なのかですが、これは昔の大きさを表す単位の匁(もんめ)を受け継いだ単位になります。
しかし、終戦後に尺貫法が廃止になり、このとき使われてた1貫=1000匁(3.75kg)が、そのまま1匁=1号という単位に呼び変えられて今に至ります。
オモリの単位「オンス(OZ)」とは?
「号」以外にも使われるオモリの単位に「オンス」があります。
オンスとは、ヤード・ポンド法で使用される単位で、アメリカから来たブラックバス釣りではルアーやシンカーの重さを表すのに使用されます。
ちなみに1オンス=28.35gで、1オンス以下のオモリは1/2ozなど分数で表記されます。
号、オンス(OZ)グラム換算表
おまけ:ガン玉、割りビシのグラム換算表
オモリには他にも、ガン玉や割りビシと呼ばれるものがあります。
ルアーで釣りをする人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、アジングのジグヘッドを自作される方は任意の重さにするためにオモリの重さを覚えておきましょう。
オモリの重さとロッドの関係性
ここまでオモリの単位のついて解説してきましたが、なぜオモリの重さを知っておかなければいけないかというと、ロッドには投げることができるオモリに制限があるからです。
例えば、エギングロッドで「5号のオモリを使うことができるかな?」となった場合、換算表を見ると5号のオモリは18.75gで、だいたい3.5号のエギと同じ重さになるので問題なく使えます。
しかし、これが8号のオモリだと30gあるのでエギングロッドでは負荷がかかりすぎて破損してしまう恐れがあります。
このように、ロッドの投げることができるオモリを判断するために「号」、「オンス」を知っておく必要があるんです!
まとめ
今回はオモリの単位「号」、「オンス」について解説しました。
釣りを始めたばかりの方は見慣れない重さの単位なので「何グラムだよ!?」と思うことがあると思います。
なので、グラムの換算表を見ることで「このロッドでこの号数のオモリが投げれるかな?」という疑問が解決すること間違いないです!