釣具・DIY

根掛りの救世主!ノットにも使えるラインブレーカーの自作方法!

どんな釣りでも必ず遭遇してしまう根掛り・・・

そんな時ほとんどの方がロッドで煽ったり、ドラグが出るまで強く引っ張って回収しようとするのではないでしょうか。

それで回収できればいいのですが、実はこの行為、ロッドやリールに必要以上の力がかかってしまうので、破損や故障の原因になるんです!

「じゃあどうやって回収するんだよ!」と思われた方も多いと思いますが、根掛りにはラインブレーカーを活用しましょう。

手で細いラインを引っ張るとケガをする恐れがあるので、このラインブレーカーを活用することで、ロッドやリールに負荷をかけることなく回収することができます。

今回は、ラインブレーカーの使い方だけでなく、最強のコスパで自作する方法や「自作はめんどくさい」という方向けに、おすすめのラインブレーカーを紹介していきます。

ラインブレーカーとは?

MC WORKS/MCワークス PE BRAKER II/PEブレーカーII Sサイズ

出典:Amazon

ラインブレーカーとは、根掛かりしたライン切るために使用するアイテムです。

エギングなどの細いラインでしたらリールのドラブを締めて、引っ張って切ることができますが、青物釣りなど太いPEラインを切るのはとても大変なんですよね。

キヨマル
キヨマル
PEラインの3号なんて「ロープかよ!」ってくらい切れないからね・・・

もし間違った方法で切ろうとしたら冒頭でも説明したとおり、ロッドが折れてしまったり、リールが破損するなどトラブルの原因になってしまうことも。

ラインブレーカーを使うことでロッドやリールに負荷をかけること無く安全に確実にラインを切ることができます。

また、ラインブレーカーはラインを切るためでけでなく、FGノットなどのノットの締め込みに使用する事もできます。

弟子君
弟子君
ノットはラインを引っ張って締め込むから、素手でやるとラインが食い込んでケガしてしまうことがあるから注意が必要なんだ。

ラインブレーカーの自作方法

ラインブレーカーですが、安いものでも千円以上のものが多く、使用頻度が少ないという方は購入するか迷ってしまいますよね。

なので、迷っている方は今回自作するラインブレーカーを使ってみて、必要性を感じたら市販のものを購入するのがいいかもしれません。

キヨマル
キヨマル
それじゃあ早速作ってみようか!!

必要な材料・道具

必要な材料・道具はたったの2つ!

・100均のハンドグリップ

・金物用ノコギリ

A子
A子
たったのこれだけ!
キヨマル
キヨマル
金物用のノコギリは100均でも手に入るから、材料・道具両方揃えても220円なんだ。

ラインブレーカー自作の手順

自作の手順ですが、早ければ5分もかかりません。

材料を買う→切る→完成!!

弟子君
弟子君
買いに行く時間のほうが掛かりそう・・・
キヨマル
キヨマル
まず材料を買ってきます。
キヨマル
キヨマル
金属用ノコでグリップギリギリのところで切断!
キヨマル
キヨマル
グリップ部分を2箇所切断して・・・
キヨマル
キヨマル
はい、完成!
弟子君
弟子君
切るだけだから誰でも簡単に作れそうだね。

ラインブレーカーの使い方

ラインブレーカーの使い方ですが、「根掛り外し」と「ノットアシスト」の2通りの使い方ができます。

それでは出来たてほやほやの自作ラインブレーカーを使って解説していくよ!

根掛り外し

根がかりした場合、次のステップでラインを回収します。

まずは、ラインブレーカーにPEラインを巻きつけていきます。

キヨマル
キヨマル
できるだけ間隔をあけて巻くのがポイントだよ!

次に、ラインブレーカーを引っ張り、ラインを切ります。

この時に体重を後ろにかけすぎてしまうと、ラインが切れた時に転倒してしまうので、上半身の力で引っ張るようにしましょう。

最初にラインを巻く際に、写真のように間隔をあけずに巻いてしまうと、PEラインが擦れてしまって、手元からラインが切れてしまうので注意しましょう!

ノットの締込み

FGノットをする際の、締め込みにも大活躍!

このように、FGノットの最初の輪っかも両端に巻きつけるだけでできます。

弟子君
弟子君
指に巻くと地味に痛いから助かるよ。

あとは、FGノットができたあとの、最後の締め込みも、このように2つを使うことで簡単に締め込みができます。

キヨマル
キヨマル
最後のこの締め込みをしっかりできるのがいいね。

おすすめのラインブレーカー5選

ラインブレーカーの自作について紹介してきましたが、「自作なんて面倒だよー」「メーカー品のほうがカッコいいよ」という方もいるのではないでしょうか。

ここからは、おすすめのラインブレーカー5つを紹介していきます!!

1、第一精工:カラビナキッター

2、タカミヤ:REALMETHODラインブレイカー

3、昌栄:システムスティック

4、LUKIA:ラインブレイカー

5、釣武者:ラインブレーカー2

1、第一精工:カラビナキッター

第一精工のカラビナキッターですが、カラビナ式なのでどこでも持ち運べるのがポイント。

ラインブレーカーとして使用する際も、カラビナの中に手を入れて引っ張ることができるのでとても使いやすいです。

2、タカミヤ:REALMETHODラインブレイカー

最もスタンダードなラインブレーカーで、まず最初に買うならこのタイプがおすすめです。

サイズですが、17cmあるのでラインが巻きやすく、両手でラインを引っ張ることができるので簡単にラインを切ることができます。

3、昌栄:システムスティック

本来はFGノットのアシストツールですが、ラインブレーカーとしても使うことができます。

これ1本でノットアシスト、ラインブレーカーの両方を兼ね備えており、コンパクトなのでタックルバッグなどに付けて持ち運べるのでおすすめです。

4、LUKIA:ラインブレイカー

ただのラインブレーカーと思いきや、実は中に一回り細いのがもう1本入っています!

2本をまとめて携帯することができるので、ラインブレーカー以外にも、ノットの締め込にも使えます。

5、釣武者:ラインブレーカー2

リングタイプのラインブレーカーで、使い方は第一精工のカラビナキッターと同じように巻きつけて使用します。

リングになっているのでラインを切る際も持ちやすく、コンパクトでタックルバックに入れていても邪魔になりません。

弟子君
弟子君
こんなに種類があれば迷っちゃうね!
キヨマル
キヨマル
サイズ、利便性だと第一精工のカラビナキッターがおすすめだね。

まとめ

今回は根がかりで活躍するラインブレーカーについて紹介しました。

自作も簡単で、材料費もかなり安いので「ラインブレーカーを買うか迷っている」という方は一度試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに今回はダイソーのハンドグリップで自作しましたが、赤や黄色などのカラーバリエーションがあるので、好きな色で自作できます(^^)

自作が面倒な方は、携帯に便利な第一精工のカラビナキッターが個人的にはおすすめですね。

ラインブレーカーを使用する際にはくれぐれも転倒に注意して、体重をかけすぎないようにしてください!

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