伊勢海老を釣るための仕掛けですが、様々な種類があります。
仕掛けの形や、針の種類など様々ですが、実は、仕掛けの重さがとても重要なんです!
私自身、仕掛けを自作するのですが「オモリは何号がいいの?」「何を基準に選べばいいの?」といったことをよく聞かれます。
なので今回は、初心者の方や、これから伊勢海老仕掛けを自作したいという方のために「仕掛けのオモリの選び方」について解説していきます。
伊勢海老の仕掛けでオモリは重要!
オモリは重要!というか正確にはオモリの重さが重要です。
伊勢海老釣りでは、基本的にテトラポットの隙間などから海底まで仕掛けを落とさなければいけません。
オモリが軽すぎると仕掛けが流されやすくなり、逆に重すぎると伊勢海老のアタリがわかりにくく、釣りがしにくくなってしまいます。
他にも、釣りをするポイントの水深が浅いのか、深いのかでも選ぶオモリの重さが変わってきます。
もしも、水深が10m以上もあるのに軽いオモリを使ってしまうと、海底に着底するまでに時間もかかりますし、途中で流されて着底する前に根がかりなんてことになりかねません。
では、実際どのオモリを選べばいいのか、水深や流れの強さなど考慮して、オモリの基準をまとめてみました。
オモリ選びの基準
ズバリ!オモリの基準は20号です。
あとは水深や海の状況次第で20号〜30号のオモリを使い分けると釣果に繋がります。
図でもわかるように20号のオモリは浅い水深の場所からある程度の深さまで対応しています(筆者の経験値で推測)
実際私も水深10m前後の場所や、中には3m前後の水深の場所で釣りをしていますが、20号のオモリが仕掛けも安定しやすく釣りがしやすいです。
ちなみに、水深20mを超えるような場所で伊勢海老釣りをするようなことはほとんどないので選ぶ基準からは除外しています。
では次に仕掛けによく使われるオモリの形状を紹介していくよ!
仕掛けのオモリの形状
伊勢海老の仕掛けで使用されているオモリの形状は以下の2種類です。
六角オモリ
このオモリは写真で見てわかるように六角形の形のオモリです。
オモリの上に仕掛けに固定することができるアイが付いており、後ほど詳しく解説しますがテンヤ仕掛けに多く使われているオモリです。
丸オモリ
もはや説明などいらないくらい、釣りをしたことがある方は一度は見たことがある丸型のオモリです。
真ん中に穴が空いており、そこからラインを通して仕掛けに固定する事ができます。
先程の六角オモリとはまた違う、針を使った食わせ仕掛けに使用します。
仕掛けごとのオモリの選び方
オモリの重さの基準と、オモリの形状がわかったら、いよいよ仕掛けに使うオモリの選び方です。
仕掛けの種類ですが、大きく分けて以下の2種類になります。
・テンヤ仕掛け:プレートなどに餌を固定するテンヤ型の仕掛け
・食わせ仕掛け:数本の針に餌を付けて、針を口や体に引っ掛ける仕掛け
テンヤ仕掛けには六角オモリ
テンヤ仕掛けは餌をつけるプレート、針、一番下にオモリという形になっているのでオモリを固定するるためのアイがある六角オモリを使用しましょう。
六角オモリは上から下に円錐形になっているので重心が下にいきやすく、海中でも波などの影響を受けにくく、仕掛けを安定させてくれます。
針仕掛けには丸型オモ
針仕掛けは、オモリの下に3〜4本の針を付け、その針で伊勢海老を釣る仕掛けなので、真ん中に穴が空いた丸オモリを使用します。
形的にはおっきなブラクリみたいな感じで、オモリが丸いことでテトラポットの隙間にもコロコロ転がって入っていきます。
これが伊勢海老の仕掛け(´へωへ`*) pic.twitter.com/z3yhIrdAdh
— けいじ (@evergreen_888) April 27, 2014
まとめ
今回は、伊勢海老仕掛けの重さの選び方について解説しました。
・オモリの基準は20号!
・仕掛けごとで、六角オモリ、丸オモリを使い分けよう!
せっかく買った仕掛けが「軽すぎて使えなかった」「重すぎて使い物にならない」なんて事になったら悲しすぎますよね・・・
これから仕掛けを買おうか、自作しようか悩んでいる方は上記の2つのポイントを参考に準備することをおすすめします。
ちなみに、20号はあくまでも基準なので「自分はもっと軽いほうがいいかも」という方は18号、15号と自分の好みのオモリを試してみるのもいいかもしれません。