エギングとはエギという疑似餌を用いてアオリイカなどを釣る釣法なのですが、疑似餌よりも餌のほうが釣れるんじゃないかと思ったことがあるかもしれません。
今回紹介する「邪道エギ」とはエギの背中にキビナゴなどの餌を巻きつけて使用するエギのことで、まさに「邪道」という表現がピッタリのエギです。
この邪道エギの使い方について今回は紹介していきたいと思います。
邪道エギについて
餌を使った新しいエギ
冒頭でも説明したようにエギの形状が少し変わっており、背中の面が平らになっているのでそこに餌をのせて固定して使用します。
餌がなくても使える
餌を使わなくても通常のエギとしても使用することが出来ます。
羽を装着していないので左右に大きくダートし、背中が平面なので縦に跳ね上がりにくいので一定の層をアクションさせることが出来ます。
ステイさせておくだけ
餌を装着した状態で潮に乗せてエギを漂わせているだけでイカがアタックしてきます。
餌をつけた状態で大きくアクションさせると餌がボロボロになったりするのでボトムでステイさせたり、潮に乗せて漂わせる釣り方のほうが向いています。
イカ以外も釣れる
餌を使うのでイカ以外の魚も釣ることが出来ます。
正確にはイカを狙っていたら魚が食いついてくるという感じなのですが、エギングをしていてもたまに根魚などが釣れることもありますよね。
このエギは餌がついているので、カサゴ、フグ、フエフキなどの魚が釣れることがあるのでエギングをしながら魚が食いついてくるかもというドキドキ感を味わいながら釣りを楽しむことが出来ます。
邪道エギの種類
邪道エギ:V0(15g)
こちらは15gと軽く、約1m:9〜15秒で沈むのでシャローエリアや、エギをゆっくり見せてアピールする際におすすめです。
邪道エギ:V1(16g)
沈下速度が約1m:3〜4秒と最もスタンダードなエギになります。
釣り場を選ばないので、迷ったら最初の1本におすすめの重さです。
邪道エギ:V2(19g)
沈下速度が約1m:1〜2秒と速いので、水深が10mを超えるディープエリアや潮の流が速いエリアにおすすめのサイズです。
ただ重くしただけでなく、シンカーの位置も調整してあるので、水中での姿勢も安定してしているのでイカに不信感を抱かせません。
邪道エギ:V3(27g)
沈下速度が約1m:0.5〜0.8秒と非常に速いので、水深20〜30mのエリアや、ボートエギングなどで使用できます。
着底が容易なので、本流の流れの強いところでの使用などにおすすめです。
最後に
今回は邪道エギのご紹介でした。
アクションもステイさせておくだけでもイカが抱いてくれるので、通常のアクションに長めのステイをさせるだけなので使い方も簡単です。
通常のエギングのタックルで使用できるので、もし釣れなかったときの秘密兵器として1本持っておくと強い味方になってくれること間違いなしです!